鳥居のない「調神社」、ツキを呼ぶ埼玉県浦和のうさぎ神社を参拝

「あれ、鳥居がない?」
調神社の入口に立って、最初に感じたのは小さな違和感でした。
神社といえば、入口には鳥居があるもの。そう思って辺りを見渡してみても、やはり鳥居は見当たりません。その代わりに参拝者を迎えてくれるのは、狛犬ならぬ二匹の狛兎です。
そして調神社は、「ツキを呼ぶ神社」とも呼ばれています。
境内には、ほかにもさまざまなうさぎさんが待っているのだとか。今回は、そんな少し不思議な調神社を訪ねました。
期待を胸に最寄りの浦和駅へ降り立ったものの、スマホで地図を見てもその場でぐるぐるしてしまうほど方向音痴な私。
周囲をキョロキョロしていると、観光案内所の看板が目に入りました。
「調神社に行きたいのですが…」
そう尋ねると、案内所の方は笑顔で道を教えて下さり、最後に「たくさんの御利益がありますように」と、嬉しい言葉までかけてくれました。
教えてもらった道を歩いていくと、やがて木々に囲まれた調神社が見えてきます。
さて、今回はどんなうさぎさんたちが待っていてくれるのか、わくわくしながら入口へ向かいました。
🐇鳥居はないけど狛兎さんは鎮座
最初にお話した通り、調神社には鳥居がありません。

鳥居はありませんが、入口には狛犬ならぬ「狛兎」がデンっと鎮座しています。
力強さを感じる姿でありながら、その表情はどこか優しげ。訪れた参拝者をあたたかくお出迎えしてくれています。
🐇迫力ある手水舎のうさぎさん

狛兎さんたちにご挨拶を済ませて、歩みを進めていくと、神社ならではの凛とした空気が少しずつ強くなっていきます。
ふと視線を感じた先には、手水舎で堂々と構えるうさぎさんが。
「おっきいなあ…」
思わず声が出てしまうほど、立派なうさぎさんです。
これまでにも、たくさんのうさぎさんがいる手水舎を見てきましたが、その中でも特に大きく感じました。石でできた堂々した姿も相まって、思わず足を止めてしまうほどの迫力。けれどよく顔を見てみると、とても優しい顔をしています。
力強い姿の中に、うさぎさんらしい優しさも感じられる。そんなところも、この手水舎のうさぎさんの魅力なのかもしれません。
🐇厳かな拝殿

手水舎のうさぎさんに圧倒されながら先へ進むと、拝殿が見えてきました。
拝殿にはうさぎさんの姿はなく、落ち着いた厳かな雰囲気に包まれています。かわいらしいうさぎさんを探す気持ちをいったん静め、心を落ち着けて参拝しました。
しかし、参拝を終えて 後ろを振り返ると…
🐇向かい合う2ぴょん

そこには、二匹のうさぎさんが向かい合うように座っていました。
姿形を見ると、入口にいた狛兎さんたちの先代さんかもしれません。
入口の狛兎さんたちより丸みを帯びていて、優しい雰囲気があります。
優しい雰囲気の2ぴょんが近い距離にいると、こちらまでほっこりとした微笑ましい気持ちになります。
🐇お守り・御朱印

調神社のお守りは、ほかのうさぎ神社で見かけるような「かわいらしさ」を前面に出したデザインとは少し異なります。
御朱印も渋い後ろ姿のうさぎがさりげなく描かれており、調神社らしい厳かな雰囲気が伝わってきました。
ただし、御朱印の授与は2025年3月末をもって終了しており、現在はいただくことができません。
地域の皆様に愛されるだけでなく、浦和レッズの選手たちが毎年祈願に訪れていることでも有名な調神社。
「ツキを呼ぶ神社」で、凛々しくも優しいうさぎさんたちに会いに行ってみてはいかがでしょうか。
🐇アクセス
住所:埼玉県さいたま市浦和区岸町3丁目17-25
🚃電車の場合
JR浦和駅 徒歩10分
最新の情報は調神社公式Instagramをご確認ください。
<執筆:しのぶ、編集:れじちょ>


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