「食べる執念がすごいヤンキー」腎芽腫を越えた、強くてやさしいうさぎさんCuoreのアニキ
東京都内、SakuRakoさんと一緒に暮らす真っ白な毛に、頭と体にちょっぴり模様の入ったうさぎさん。それが、Cuoreくんです。

CuoreくんとSakuRakoさんが出会いのきっかけとなったのは『白兎珈琲店』。うさぎ飼いさんが集まるカフェで、SakuRakoさんもお客さんのうさぎさんを触らせてもらう内に飼いたい気持ちが生まれました。マスターの「本物も飼ってみたら?」という一押しもありうさぎさん専門店へ。

そこに居たのが台湾から来たCuoreくんを含めた4羽のうさぎさんたち。何度か通う内に最後まで残っていたのがCuoreくん。抱っこが苦手で、少し荒っぽくて……だからこそ、「じゃあ、うち来る?」って、迎えたんだとか。

そんなCuoreくんの性格は――ヤンキー。「食べることへの執念がすごいヤンキー」です。

コード?当然かじります。ゴミ箱?奥までチェックです。人間のスナック菓子の袋を見つければ瞬時に持ち出します。ドーナツをひとかじり、買ったばかりの服にも穴。でもなでなでが大好きな甘えん坊さんです。

元気にやんちゃをしていたCuoreくん。しかし、2歳の頃、腎芽腫という非常に珍しい病気にかかり、左腎臓を丸ごと摘出する手術を受けました。
医師も驚くほどの稀なケース、大きな手術。Cuoreくんは心肥大気味であり、麻酔前にした強心剤の点滴時に暴れてしまったり、血尿が出て緊急手術になってしまったりと大変でした。でもCuoreくんは見事手術に耐え抜きました。

それからはまるで、命を助けてくれたことを分かったようで、SakuRakoさんを信頼し、甘えるようになりました。体調も良く、ふわふわ・もちもちの毛並みを保って生きています。
今も、元気に野菜をモリモリ。それでも人には「ぼく、美味しいものもらってないんですけど?」みたいに顔して近寄ってくるんだとか。

そんな強くて、やんちゃで、優しい、腎芽腫を乗り越えたCuoreくんはいつしかCuoreのアニキと呼ばれるようになりました。これからもたくさん食べて、いっぱいいたずらして、甘えて。強くてやさしいアニキとして、SakuRakoさんを笑顔にしています。

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アニキの流儀







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